Storytellers〜Mis(s) casting - 人生ハードモード

20201209 ミュージカル｢スタミュ｣スピンオフ Team楪＆Team漣単独公演｢Storytellers｣ @シアター1010

こんにちはこんばんは

ついにこの日が来たぞ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
や゛っ゛た゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

前回までのスタミュミュくん
初演夢を諦める方法なんて、知らない - 人生ハードモード
2nd 虎石和泉の女になってきました（元々） - 人生ハードモード
3rd 永遠STAGEのその答え - 人生ハードモード

驚いたことに2/29ぶりの現地です。
あれがアレでこれなせいで本当にやるのか不安しか無かったですけど無事に幕が上がったようで一安心。

ちなみに私の推しの.5俳優が出演している某有名タイトルたちはあれがあーなってしまって初日変更になったり、代役たてたり、千秋楽前倒しになってしまったりしている中初日を迎えここまで何も起きていないので私の.5の推しはお祓いに行った方が良いかもしれない。

閑話休題

ミュージカル｢スタミュ｣に連なる本作ですが、Team柊とシャッフルのレヴュー公演を含めて7作目です。
今回はストテラ組のレヴュー公演だと思ってたら普通にやるみたいです。
前回の修学旅行の件もなんですけど、大事なオリジナルストーリーを.5ですなって言うのが恐らくアニメ派の人たちの意見だと思いますが4割くらい私も思っています。
単純に尺がこっちの方がちょうどいい説はある。

今回メインであるTeam楪とTeam漣もそれぞれ5人のチームのはずなんですが、アニメで活躍したのは2人ずつの計4人、加えてアニメ3期の学園祭公演のカンパニーでチーム分断をされ、星谷悠太について行った4人は3期の最終話でまさかの展開になり残りの6人はミュージカル学科の一般生徒となる不憫さ*1
そういった経緯で.5で他のメンバー含めて2チームとアニメ楽曲のメンツの関係で呼ばれた空閑虎石コンビによるお話です。

まだ公演がある＋アニメ3期のネタバレを含みますのでこれから公演を見る人はネタバレを見たい人だけスクロールで。

ところで私3列目（1列目潰してるので実質2列目）だったんですが、幕間がなくて首が死にかけました。

修学旅行後、次期華桜会はまだ審議中の模様

さてさて、脚本が先か、アレがそれなご時世が先だったのか、私が深読みしがちオタクなのか、真偽は分からないけど色々考えさせられる中身でしたね。

Storytellers

揚羽陸(CV.島﨑信長)×蜂矢聡(CV.高梨謙吾)×北原廉(CV.梅原裕一郎)×南條聖(CV. 武内駿輔)
アニメ
¥255

provided courtesy of iTunes

公演タイトルであり、アニメ2期から登場した4人の曲である｢Storytellers｣ですが、初登場2期だからこそのスタミュの｢New face｣登場曲だと思っています。
2期については主人公星谷悠太による揚羽陸攻略戦みたいなところがあるのでサポーター蜂矢がいれば無理にTeam楪を全員関わらせる必要もないし、虎石のルームメイトを登場させて空閑虎石北原の三竦み、3期での現華桜会とのパイプ役ともいえる南條の4人がいるだけでお話が成立してしまう構図が出来上がっていたので、チラッと名前が映ったり回想で姿がチラッと見えるだけの存在だったしクラス公演の班わけも違うTeam楪、漣の残りの6人。
Team柊が冬沢さんの引き抜き前提で話を進めるならもれなく人数バランスがえげつない悪いじゃん。
3期での経緯を踏まえると、Team柊、鳳は綾薙祭をチームで乗り越えたところ、Team楪と漣だけ分断されたことによる本作。
揚羽陸のためのチームとして動いたTeam楪と脳筋（南條除く）集団Team漣が思い出作りに自分たちのためのステージをやろう！と言い出すような人たちなのかと言われると疑問ですが、既にチームの要である揚羽は星谷さんとズッ友だし、北原も空閑に懐柔され、南條もいつの間にか星谷一派のブレインとして動いたのでもれなく星谷不在でも星谷がやりそうなことをやってしまうんだなぁ、ミラクル星谷、いなくてもその思考は根底にある。
Team鳳の歴代ミラクルはあの世代には伝説だろうし、それを客席から見ていた人間も何か影響をうけるんだろうな。

アニメ3期では語られなかった客席側の話、Team漣の中小路春馬くん（多分）が｢あいつらかっけーよ………｣的なセリフがものすごーーーーーーくしんみりしてしまいました。
舞台俳優の卵としてある意味｢良い子｣の感情で大正解の反応ですが、忘れてはいけない、スタミュは元々｢青春｣ミュージカルアニメ。
Team楪として、Team漣として、青春の残滓がそこにはありました。
実際北原が空閑に｢青春するのヘタクソ｣って言われてたので多分ヘタクソ。じゃなきゃここまで拗れてない。
結果誰かに見てもらうとかじゃなく、自分たちの思い出作りとして、満員御礼じゃなくていい、自分たちのためのTeam公演というスタンス。
私はこの｢満員の客席じゃなくていい｣という所に少し引っかかり。
脚本が先か〜の話になりますが、これまでのスタミュミュくん、リアル観客を現地の観客として見立てている節があったのですが、アレがこれなご時世、リアルに客席は嫌でも空くのである。
このTeam公演に行き着くまでの経過を見守っていた空閑虎石はもちろん客席側の立場としてその場にいましたが｢あまり大勢で押しかけても｣といったニュアンスの話をしていたのでTeam鳳、柊の面々全員見に来てなさそう、星谷さんあたりは120%見にきてそうなのに。
シアター1010の1階は最前列と端っこの見切れ席以外は100%動員、1010の2階とステラボールは間引き動員なので頑張っても座席に穴があいてしまう状況に対するもののような気がしてこの世を少し恨みました。
私は100%動員の座席でしたが、また流行ってきてるのもあってか理由は分かりませんが隣1席空いてました。
前方列というオタクなら這ってでも来そうな座席でありながら空いているということはダブったチケットのリセールが上手くいかなかったのか、体調不良で見送ったのか、理由は様々ありながらも、私の後ろの席も恐らくチラホラ空いてたんじゃないんでしょうか。
シナリオ上は急遽決まって押し込んだ公演なので、学内としても特に公にするものではないでしょうけど………あまりにも身内公演すぎて………こんな悲劇をうまないためにも次世代華桜会には頑張って欲しいですね（アニメ3期最終話を見ながら）

ここから｢ミス★キャスティング｣の話。
個人的解釈ゾーンになります。

ミス★キャスティング

揚羽陸(CV.島﨑信長)×蜂矢聡(CV.高梨健吾)×北原廉(CV.梅原裕一郎)×南條聖(CV.武内駿輔)
アニメ
¥255

provided courtesy of iTunes

｢Storytellers｣と銘打っておきながらこれは｢ミス★キャスティング｣の言葉遊びだったなという結論に至りました。
ミス★キャスティングをボケーッと聴いてた私自身を今度は恨み始めた。

ミスキャスト
（英語表記）miscast
翻訳｜miscast
デジタル大辞泉の解説
演劇・映画などで、役の割り振りを誤ること。役柄に合わない配役。

引用:ミスキャストとは - コトバンク

私は完全に↑の意味の単語として楽曲を捉えていたので｢なんでこんなご機嫌なナンバーなんだ｣と疑問を抱えながら毎回聴いていた。

今回の公演は確かに｢俺たちでしか作れないStory｣でしたし、Team楪と漣は夏休みが終わってから｢並んで走れてない｣し、ある意味｢エゴイスティック｣なTeam公演だもんね、は〜〜〜〜〜〜〜（頭抱）

Mis castという意味ではスタミュ恒例の｢ミラクル｣の揮発剤になるはずだった中小路くんが本心をさっさとぶつけていれば拗れずにTeam公演に踏み切っていたあたりかなぁと思いつつ、本作に限って“スタミュの主人公”に据え置かれた4人は“スタミュの主人公”が持つミラクルを持っていない所なのか、信じるか信じないかはあなた次第 *2
~~Mis castがここまでグダグダな持論になってしまったから言葉遊びとか言わなきゃ良かった。~~

｢ミス｣と聞いてあと思いつくものと言えば｢miss you｣的な｢miss｣だよなぁというのが答えです。
もう適当に辞書引くなりGoogle検索してくれ〜〜英語はわからんのじゃ〜〜〜（頭抱）
適当に開いたやつ見た感じでは｢（機会を）逃す、逸する｣が近いんじゃないMiss casting。
じゃなきゃこの曲1番最後に持ってこないんだよな、スタミュミュはいつもそう、1番大事な曲かアニメのOPを最後に持ってくる。
そもそもミラクルな罠に嵌ってない揚羽と北原と南條はTeam公演やろうだなんて言わないだろうしね。蜂矢は多分数年後に｢あの時Team楪で公演やりたかったです……｣とか言い出すタイプなので除外したい所ですが、天岩戸状態の揚羽*3を外に出せなかった蜂矢は外に出した星谷みて揚羽に対する意識変わってるので罠に嵌ってる。
全くこの公演に関わってない星谷悠太の影がチラつくのであった。

あれなご時世における演劇公演には欠かせない口元カバーするタイプのフェイスシールドについてですが、確かに飛沫飛散防止には役立ってるように見えます。
でもあれ、感情的になるシーンには死ぬほど向いてないですね。
感情的になればなるほど声はでかくなるし口もあくし飛沫は飛ぶしで、飛沫が綺麗にガードされることによってフェイスシールドに溜め込まれ、人によっては溜まった飛沫が垂れてました。
前方列だからそれが顕著に見えてしまい、人によっては不快感を与えてしまうのではないかと思いました。
（役者さんが悪いわけではないです。）
やっぱりこの今の時世を恨む。
Team漣3人＋空閑虎石（＋飛び入り南條蜂矢）による北原の情に訴えよう茶番パートは普段ならゲラゲラ笑って許されるシーンのはずでしたが客席は声出しちゃいけないので完全に笑ってはいけないスタミュ状態。
前説で虎石が｢キャー♡｣の代わりに拍手してねって言ってたぐらいなので我々客席は一切声を発してはいけないはずでしたが人間笑うなと言われて笑わないやつはいないんですよ（会場ドッカンドッカンしてた）。
客席に対してモヤりパート、私は必死に笑い声を堪えていたら呼吸が苦しくなりました。
早く普通に声出して笑える世界になるといいね。

ここからオタク所感。

初っ端HEROISM++のイントロが流れ、ストテラ組押しのけて空閑虎石殴り込みかと思ったら前説始まった。前説？？？？？？？？？

恒例の自己紹介タイムでREFLECTION消化されてしまった悲しさ、でもめちゃくちゃ良かった、スタミュ3期5話を見てくれ（必死）

報連相をほうれん草と捉えたり、カモネギ慣用句を聞いて｢鍋の話はしてない｣と噛み合わない北原廉は私が思っていたよりも脳筋だった、理解が足りていなかった。
むしろTeam漣は南條以外比較的脳筋Teamなので私はクールでクレバーです南條がいてくれて良かった、これからも北原と友達ていてあげて……………（スタミュ3期略）

個人的には揚羽の同担拒否ソングことMOON Holicが聴けたのが嬉しかったのと、蜂矢の9割ソロ曲の裁判長北原がとてもツボだった。
無罪判決の瞬間の画像欲しい。

（追記）
マシュマロで情報頂きました。無罪。
「【画像】ライバル、チームのその先へ～青春輝く、「ミュージカル『スタミュ』スピンオフteam楪＆team漣単独公演『Storytellers』」ゲネプロレポート」の画像4/10 | SPICE - エンタメ特化型情報メディアスパイス

スタミュ2期を語る上で第1話の揚羽の同担拒否ソングは外せない曲なんですけど、私はスタミュミュで｢Team楪、揚羽陸｣って辰巳たちが言った後にバーーーーンってMOON Holicが流れる所を観たかったので時系列が巻き戻ってスタミュミュでアニメ2期のシナリオをやるのを永遠夢見てます。~~夢を諦める方法は知らない~~
スタミュ2期、大好きマンです。
というかミュミュしか見てない勢からしたら既に攻略済の揚羽陸の姿しか知らないと思うのでまーーーじでアニメ2期みて。殴る！っていうのは3期です。5話を見てください。

北原と蜂矢がサシで焼肉食べに行くぐらいの付き合いがあるのはちょっと驚いた。

前回のスタミュミュの時から言ってるアニメ3期5話を経ているので本当に南條が丸くなっててビビるんですけど、｢絶対巻き込むなよ〜｣が好きすぎた。

↑これで見れます
映ってないですが蜂矢のソロの所で上に裁判長北原もいます。
南條、とにかく顔が良い。

私が意図的に3期5話以外を避けてたこともあり、Team公演でやった曲がMagic Time Makerだったのが確信もてないまま出てきてしまったのですが｢やりたい演目があるんだ！｣｢音源借りれるかな｣*4ってやり取りがあったからきっとMagic Time Maker。
千秋先輩の名前も出てきたり、アニメ3期見てねぇと分からない情報もチラホラあったので私はアニメ3期再履修決定です。
北原と南條、アヤナギショウタイムの衣装似合わんすぎて笑いそうになったのはここだけの話。かっちりしてるのよりいつもの揃えのブルゾンの方が似合うね好き。

とあるシーンで｢センチメンタル｣をめちゃくちゃ連呼していたのでいつ北原が｢センチメンタル、有罪｣*5してくれるか気になってしまったからにはどこかで有罪判決して欲しいですね。

これを書きながら3期5話を見ていて思い出したんですけどFIND OUTやらずに舞台版用の曲使いました。FIND OUTするほどすれ違ってなかったからなぁ………、仕方がない。
3期5話を見てくれ。

星谷悠太のいないスタミュは大きなミラクルはありませんでしたが、｢あの｣揚羽と北原がTeam公演を身内だけでやるっていう事象自体がやっぱり奇跡、絆した星谷さん（北原は空閑だけど）スゲーーーー。

次はドリミ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
ギャーーーーー！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

そのまえにセクゾの話したい