ROLAND様の自著を軽い気持ちで読んでみた

こんにちはこんばんは

突然ですが私が絶対的信頼を置いている幼なじみからとある本を勧められました。（今回紹介する本ではない）
その際にビジネス書1冊分買うよりもKindle Unlimitedの月額料金の方が安上がりという販促の常套句を言われ、初月無料だし試しに触るか〜と、即登録。
勧められた本を読もうと探していたらですね、
ずっと読みたかった本があったんです。
それがこちら

俺か、俺以外か。ローランドという生き方 [ ROLAND ]

めっちゃ読みたかった（くどい）

何かと“名言”で話題になるROLAND様の自著です。
有名なもので言えばタイトルにもなっている

世の中には二種類の男しかいない。
俺か、俺以外か

このようなことを言えるってどんな人なんだろう。
ぶっちゃけ皆さん一種の“珍獣”を見るような目で見ているかと思いますし、こんな方ですのでアンチも多いことでしょう。
かくいう私も｢なんかすげーかっこいいこと言ってる人がバズってる｣ぐらいの認識でした。
初めて知ったのはHOST-TVのYouTubeチャンネルで、YouTubeアプリのホーム画面に出てきていたので何気なく視聴した動画です。
たしかその時のインタビューでは

シャワーを浴びる時はオーラから洗う

と仰っていました。
もう人間が違いますね。
まさにROLAND様かそれ以外の人間感。
この世でROLAND様以外の人類でオーラから洗ってそうな人、GACKTさんしか思いつかんもん。

そんなわけで（？）、せっかくKindle Unlimited登録したので色んな本を読めるだけ読んでみようかなとついでに思ったので読書感想文カテゴリを作りました。
~~ちなみに学生時代の夏休みの宿題で読書感想文が1番嫌いでした~~

単刀直入に言いますと

めちゃめちゃ読みやすい自己啓発本だった

いやあの、名言集的なものだと勝手に思ってまして（あながち間違いではない）
どんな状況で、どんな思考から発言されたものだったか細かく解説されているのですが、その解説部分の説得力の凄さが半端ないんです。

例えば、ROLAND様が綺麗好きで整理整頓をきっちり、几帳面がすぎるという前提でのお話について、綺麗好きが功を奏し、気付き力が高まっているため接客業をする上で大切な感覚だと仰っています。
実はこれ、似たような話を前の会社でも定期的に聞いていたんです。
毎朝朝礼後にみんなで掃除をしてます！と誰かに言うとだいたい答えが2パターンありまして、1つは｢ブラック（企業）かよ！｣、もうひとつは｢職場綺麗になって最高じゃん！｣です。
後者は冒頭に出てきた幼馴染の反応なんですが笑
もちろん就業時間中に掃除タイムを取っていたので給与は発生してます笑
この掃除も整理整頓はもちろん｢気付き力を高める｣目的で行われていましたので、前の職場の偉い人以外にもそこに目をつける方がいたんだと素直に驚きました。
ちなみに前回の記事で直感的にこの職場嫌！と思った理由のひとつにオフィスの乱雑さがありました。~~それは直感では無くない？~~
さすがに業務中はマニュアルとか書類とか乱雑に置いてしまうこともありますが退勤時ぐらい片付けたらいいのに……と思うことが多々あります。
そういう所から負のオーラが出ているに違いない（？？？）
ちなみに私の自宅は定期的にやばいことになるのでこれを読んでちゃんと片付けようと思いました。次の日休みの日頑張ります。

あともう一個紹介したい名言が

ローランドですら負けることがあるんだぞ！
メッシだってＰＫを外すんだ。
お前は神様にでもなったつもりか？

ROLAND様の名言として若干パンチが足りない気がするというのはさておき、
いやこれ当たり前なんですよ

ROLAND様も弘法にも筆の誤り、猿も木から落ちると本書内で仰ってます。
というか有名な諺なので私も意味は知ってます。
ざっくりプロでも時には失敗するよという意味なんですが、私そもそもプロじゃないし
じゃあ誰に向けての言葉なのか、どんなシチュエーションでの言葉なのか、
ミスをして落ち込んでいる後輩さんに対しての叱咤だそうです。
ROLAND様はみんなが思うほどパーフェクトじゃないし、サッカー素人の私でも知ってるメッシ選手の例も｢めっちゃ上手い人でもPK外すんだ〜｣*1となんだか急に身近になりました。

そりゃあ、君達がミスをするなんてしょうがないオブしょうがないことだ。
別になんてことないじゃないか！
一通り落ち込んだら、あとはもう自分は自分の味方。
そして、あとはこう心に誓ってやればいいのさ。
次こそは、絶対に成功させてやるんだ！と。

あたりまえオブあたりまえなんだよなぁ
あたりまえオブあたりまえ、誰もが言いそうな言葉を自分の言葉として説得力を高められる、そんな所が凄いなぁ。
というかそもそも、｢当たり前のことを言って他人に響かせる｣力があるってすごいことだと思います。
似たようなことを書いてる本があったとしてもその著者のことはよく知らないし、知らない人の言葉を聞き流す人も多いかと思います。
じゃあ知ってる身近な人、校長先生の話ちゃんと聞いてました？
とても生徒や先生に愛されている先生の言葉であれば聞き入ることもできるかと思いますが、特に思い入れもなければROLAND様の如くまぶたの裏を見ていたことでしょう。
著名人や推しが言っても響かないひとは響かないんです。
私は推しの声優が似たようなこと言っててもふーーーんで終わると思います。
行ったことはないのでホストのことは伝聞でしか知りませんがそういった要素があったからこそ歌舞伎町の帝王とまで言われるまでに上りつめたんだと思いますねぇ。（何様だよ）

あんまり紹介しすぎてもネタバレになるかと思いますのでこの辺りにしておきます。
最後にひとつ、ROLAND様がここまで来れたのは最強の反骨心というパートナーがいたからだと仰ってます。

引用元: weblio辞書