アニメ｢ヒプノシスマイク｣でヒプマイを理解できるのか

こんにちはこんばんは。

金を握らされて*1ヒプステを見てから数ヶ月以上経過していることに驚きを隠せないオタクです。

ヒプマイ気になるけど、ラップないしフリースタイルのことはよく分からない、何より界隈が怖い、そんな人々が今回のアニメ化を喜んだと思います。
かくいう私もいわゆるミリしら勢なので、ヒプマイを履修するには手っ取り早いかと久しぶりに1クール通してアニメ見ましたよ…………

そんなヒプマイミリしら勢に送る怪文書です。

※ネタバレもクソもないけどネタバレを含みます

結論
- 決勝トーナメント
- アニメ2期展望
見るか見ないか悩んでる方へ
あとがき

結論

もう結論言います。

世界観は理解できた

ただこれは楽曲先行作品である点を踏まえるとアニメ版については考えるな感じろタイプの作品なのでついていけない人はついていけないだろうなぁという所感。
2〜5話の各ディビジョンお当番回の構成がカオス過ぎた、これに尽きる。
こういう類のトンチキは防衛部とキンプリで体験済なので｢よくわかんないけど違法マイクは爆発物と似たような扱いなのね｣と最初の壁を難なくクリアしました。おそらくこの理解も間違えている。

唯一理解出来た世界観の話ですが、これもまぁ正直理解出来たのは3,4割、良くて6割くらいかと。
一時期設定がころころ変わったりして学級会*2が開かれていたようなないようなという状態なのであくまでも2020年10〜12月版ヒプマイ公式設定ぐらいの気持ちでいた方が良いと思います。

決勝トーナメント

アニメ化よりも前に1st battleシリーズのシングルが発売され、ファン投票により優勝チームを決めるというリアル札束での殴り合いが行われていたヒプノシスマイク。
アニメ版におけるディビジョンラップバトルの決勝トーナメントについても上記の札束で殴りあった結果が反映されているのですが、この背景を知らない初見は｢主人公負けるの？｣と思った方もいらっしゃるかと。
こういう作品にありがちなんですが、名前が1番上にあるからと言って山田は別に主人公では無いのである。
主人公と作品の顔は厳密に言うと違うのでめちゃくちゃややこしい。*3
しかしながらオタクが札束で殴り合っていたあの頃、｢推しは別だけどイケブクロを勝たせた方が良いだろ｣という意見もあり推しに票を入れつつもイケブクロにも票を入れたオタクもいたのもまた事実。~~これが運営のやり方か~~
オタクが札束で殴り合ったあの頃の結果については覆りようが無いのでそれはそれでいいんですけど、それに対するシナリオと言う名の肉付けがちょっとガバくない？？？？？と言うのがミリしらワイがうーん…となってしまったポイント。
というか私がああいう作品における“絆”について若干アレルギー状態なのが良くない。*4
そういう流れからのあのED曲なら納得なんですけどヨコハマの営業臭さどうにかならんの？
そして札束で殴り合った結果そのままやるんかい！と気がついた瞬間に向こう2話分のバトル結果が分かってしまう中途半端知識故の悲しさ。
こんなことなら完全まっさらな状態で毎週ワクワクして見たかった。

あれもこれもと言い出すとキリはないんですけど、とにかくメインキャラのひととなりを知るにはちょうど良い媒体ではあります。~~KIZUNA営業を除く~~

アニメ2期展望

他に気になった点といえば最後に出てきた黒田崇矢声のあの人でしょうか。
あの人出すならナゴヤ、オオサカ交えて2期やるのかな〜と思いましたが、ナゴヤ、オオサカを交えた6ディビジョンのオタクによる札束の殴り合いは今、まさに、始まろうとしているところである。
1st札束の殴り合いの結果をアニメでやらなければ2クールぐらいあけてA3方式でアニメ2期やれたのでは……？

札束で殴りあった結果が正史なのでしかたがない、2nd札束の殴り合いの結果を待つしかないのだ。

見るか見ないか悩んでる方へ

先述もしましたがトンチキ展開についていけない人は恐らく序盤でふるい落とされてしまうので頑張って後半までたどり着いて頂くか、他媒体でヒプマイを触れた方が良いと思います。
トンチキ展開をクリアした方へ、おめでとうございます。完走までもう少しです。
出来ればTDD一夜限りの再結成シーンまで頑張って視聴してください。
という感じです。

時間無駄にしたなという感じは全く無かったし、事実週に1回の楽しみでもあったので疲れてて何も考えなくてもよくてなんか知らんけど笑えて、顔のいい男がたくさん出てくるアニメを求めてる方にはオススメです。

あ、私同様KIZUNA営業に対して何かしらの疾患やトラウマがある方は過去のことを思い出してしまい多分暴れるのでメンタルと相談してから視聴するのをおすすめします。