任せろ！俺以上にキャスター付きの椅子を乗りこなせる奴は、居ない！
20190217 機動戦士ガンダム00 -破壊による再生-Re:Build @日本青年館
在宅宣言する前に退路を絶たれたため観劇してきました。
高校時代に00の2期残り2,3話を残したところまでみていたのですが、あまりにも覚えていなかったので年明け前に劇場版まで再履したのですが逆にそれが仇となりました。
舞台版本編は忙しい人でもわかるガンダム001期なんですけど、ラスト辺りは改変しかなかったので忙しい人には見せられないですね。
キャラクター解釈の違いはそんなになく、コーラサワーの大佐ラブ感が強すぎてうるさいのとグラハムが1.5倍増しぐらいでグラハムなぐらいで特に違和感ない崩され方かと。
というかコーラサワーのうるささがなかったらおそらく虚無として語り継がれていたかもしれないレベル。
グラハムとビリーがなんかすごい卍切ってる感じの仲の良さでとても良かったです（？？？？？）
ところでガンダム作品を演劇化することで興味あるなしに関わらず皆気になったと思うんです、モビルスーツ戦
任せろ！俺以上にキャスター付きの椅子を乗りこなせる奴は、居ない！
これは今回の舞台に全く関係ない内田雄馬さんの迷言なんですが、これしか説明のしようがない
なんかでかいキャスター付きの枠組みのついたコックピットをもした乗り物をアンサンブルの人たちが人力でブイブイ言わせ、ステージ上段の場合はパイロットが文字通りキャスター付きの椅子をブイブイ言わせてました。
ビームとかはライトと音でどうにかして、ビームサーベル等に関してはパイロットがキャスター付きの椅子に乗りながらブンブンぶん回し、機体同士の接触なども実際に乗ってる人間同士でつかみあったりしていて、あ、そんな感じねと謎に納得してしまう表現でした。
ただトランザムの機体性能アップ感は分かりにくかった
あとそれでめちゃくちゃ照明ビガビガするので、テレビ画面のフラッシュ（俗に言うポリゴンショック的なやつ）苦手な人はグラサンとか持っていった方がいいよ（？？？？？）
シナリオ改変部分なんですが、そもそも民間人代表の沙慈とルイスがいない時点でただただソレスタルビーイングが戦争根絶！って言ってるのみで気が疲れる。（でもネーナはちゃんとリア充死ねクソ爆撃する）
トリニティたちがサーシェスと出会うと、兄二人その場で殺られてサーシェスに機体を奪われてネーナだけ生き残るんですけど、なんでかサーシェスが4機目のスローネをリボンズから貰ってウキウキでトリニティと手を組む（まぁ結局サーシェスが兄二人の機体ブン投げて盾にして2人死ぬんだけど）
終盤らへんの連合軍VSソレスタルビーイングの戦いにサーシェスwithトリニティ乱入してくるせいで、刹那とグラハムがそれとなく共闘したり、コーラサワーとグラハムが己の機体でなんかすごいビーム庇ったり（こいつらなら絶対に死なない安心感）と結果連合軍とソレスタルビーイングVSサーシェス一味気味となってるのがちょっとなぁ感。
そのせいで、
①本来この戦いで鹵獲されるはずのキュリオス（アレルヤ）が普通に帰還してる
②スメラギ、フェルト、ラッセンが母艦から脱出してないけど、なんかあたり所悪くてリヒティとクリスがアニメ通り死んだ
③ロックオンがめちゃくちゃサーシェスにボコられて致命傷受けてあの名セリフ言って死んだ（1人宇宙空間に投げ出されてふわっといい事いって爆破に巻き込まれてハロだけ帰還する感じが良かっただけに残念）
②に関しては絶対に死なない2人組が連合軍の母艦も守って半壊的なこと言ったあとだったので、マジでリヒティとクリスの当たり所が悪すぎた（アニメだとプトレマイオスの操縦室上半分持ってかれてる）
こんな感じで忙しい人でも2時間でわかるガンダム00だったので、登場人物の死に様が些か雑さが垣間見えてしまったのが残念です。
あと最後のグラハムとビリーのやり取りだけど、グラハムが突然2期でミスターブシドーって名乗って謎の仮面枠で出てくるからその話なんだけど、グラハムはどこをどう持って武士道に興味持ったのか全くわからんかったぞ
勝手に生死消息不明なってミスターブシドーとして帰って来たじゃないかてめぇ
全体的に見るとビガビカしてて人によっては体調が悪くなってしまうとの上に上げた改変の雑部分以外は良かったのですが、単純に見てて普通に疲れたのでまた見たいかと言われたらちょっと悩む感じでした。
出処不明ですが、次回は別のガンダム作品の舞台化（勝手にオルフェンズだと思ってる）的な感じで運営が考えてらっしゃるようなので、マジでオルフェンズだったらそれはそれで見に行こうと思います。
止まるんじゃねぇぞ…
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